研究

2017.3.1

フィルムで映画を作る「大変だから学びと喜びがある」

芸術学部 映像学科
映画研究室 山川直人 教授

フィルムで映画をつくる大学はほとんどなくなった

「今は誰でも簡単に映像が撮れる時代です。しかし、簡単に写ってしまうデジタル映像を学んでも本格的に映画のことを理解することは出来ません。映画研究室では映画のメカニズムを根本から学ぶためにフィルムで映画制作を行っています」と山川直人教授。

大学時代からフィルムで映画を作り、数々の名作を残してきた山川教授ならではの教育方針をこの研究室では実践しています。フィルムでの映像制作は膨大な費用を必要とします。そのため、フィルムで映画制作実習をしている大学は国内ではほとんどなくなってしまいました。

フィルムの緊張感が圧倒的な差になる

「映画のフィルムは1秒間に24枚の写真を撮っているのと同じ。現像するまで映像は確認できないし、大変な手間がかかる。それだけに企画の段階から仕上がりまでの緊張感がデジタルとはまるで違います。監督・プロデューサー・撮影・録音・照明・編集とそれぞれのスタッフが『何を狙っているのか』目指すところを明確にし、綿密なスタッフワークを行わないと良い作品は作れません。学生たちはその大変な作業の一つずつを丁寧に行うことによって映画の基本を学んでいくのです。この経験は、社会に出て映像制作の現場に立った時、圧倒的な実力の差となってくるはずです」

映像学科

あらゆる映像領域をゼロから広く学ぶ。専門性を磨き、業界をリードする人材になる。

今、身の回りには映像があふれており、感動を与えられたり、感性を刺激されたりしています。その中で「映像で何かを表現したい」「映像の世界で活躍したい」と、映像に興味を持った人がゼロから学び、真の映像人になれる点が本学科の特徴です。映像を多角的に学び、都内屈指の最新設備・機器で映像を制作し、業界をリードできる人材を育てます。