足跡

2017.2.1

《表現技術研究室》学生作品

写真学科

泡沫 - evanescence -

枕草子にあるように日本独特の視覚と感覚による繊細な表現である「際 - きわ、きは」を自分の感覚によって具象化したいと考え、対象を海辺に求めた。

「きわ」というものは常に存在していて、いつでもすくい採れるモノのように感じていた。しかし実際には存在感があるにも関わらず、少しでも目を離せば見つけられなくなってしまうほど儚いものであった。



 「きわ」を拾っていくうちに、もうひとつの感覚に気づいた。それは不変ではなく、無常という感覚であった。今あるものはやがて無くなってしまう、常ならずということである。

それが今、自分の目の前の事象そのものであった。その繊細であるが重要で大切なモノを見続け、感じ続け、見つけ出すことが必要だと考えている。

泡沫 - evanescence - 高島 圭史

学科名
写真学科
学年
4年生
所属研究室
表現技術研究室
制作年度
2010年
指導教員
田村 寛
作品ジャンル
写真

砂城

二元的世界から多元的意味を。



言語でもなく、イメージでもなく、

写真は他のツールには変換不能なものをすくい上げることができる、ドキュメント性をおびたメディアである。



割り切れぬものが潜んでいる。

割り切れぬまま地表をつくり、城をつくり、一切は流動する。
故に、一つの餞としてこの作品をある砂城の歴史に捧ぐ。



「日常に潜む言葉にできないこと」をテーマに制作しました。

日常と呼べる範囲に潜んでいるかすかな違和感、揺れのようなもの、

その中に潜む言葉にならぬ情動は、大きく私たちの認識している過去、歴史、物語に揺さぶりをかけてくる。

そのような身体感覚と写真は深く繋がることが出来ると信じています。

砂城 倉方真帆

学科名
写真学科
学年
4年生
所属研究室
表現技術研究室
制作年度
2011年
指導教員
田村 寛
作品ジャンル
写真

FORM

花のかたち。

肉体のかたち。

それぞれが持つ、かたち。

柔らかく、しなやかで、線によって生まれる。

重ねることで見えてくる、それぞれのかたち。

それを再確認した。

FORM 吉田香奈

学科名
写真学科
学年
4年生
所属研究室
表現技術研究室
制作年度
2011年
指導教員
田村 寛
作品ジャンル
写真
※過去の作品の為、研究室名や学科名や指導教員の所属等が現在と異なる場合があります。