研究

2018.1.28

風工学は「形」の工学

工学部 建築学科
建築構造Ⅲ研究室 金容徹准教授

世界最高水準の研究拠点「風工学研究センター」を持つ建築学科。 ここでの研究プロジェクトは文部科学省の「グローバルCOE」に採択され、世界中から優秀な研究者が集結して研究が行われました。金容徹准教授もその一人です。

世界をリードする研究を行っていきたい

竜巻状気流発生装置

「風工学分野で世界一の研究者である田村幸雄先生と共に、世界に誇る施設で研究を行った『グローバルCOE』での4年間。私はここで大きく成長したと思っています。これからも世界をリードする研究を行っていきたいと思います」と金准教授は語ります。

「風」に対する理想的な「形」をもとめて

ソーラーウィングシステムの風洞実験
不整形超高層建物の風洞実験の前

建築構造Ⅲ研究室では「風」をテーマとして様々な研究を行っています。「風工学は『形』の工学です。同じ場所、同じ大きさ、同じ材質であっても形によって耐風性能は大きく変わってきます。より耐風性能の優れた形を追い求めています。最近の主な研究課題は『ソーラーウィングシステム』。これはケーブルで太陽光発電を上空に設置する新しい方法です。イメージとしてはロープに洗濯物を掛けたようなもので、地形の影響に柔軟に対応できることやパネル角度・システム全体の傾きを変えることで発電効率が上げられる長所があり、ヨーロッパを中心に注目を集めています。しかしソーラーウィングシステムは風の影響を受けやすい。パネル形状がシステム全 体の耐風安全性を左右するので、耐風安全性を高めるために最適なパネル形状を探すのがこれからの課題です」と金准教授。

建築学科

一人ひとりの志望を実現できる教育体制で専門性を高め、即戦力として活躍できる人材に。

各学生の志望を重視し、きめ細かくサポートしている点が特徴です。設計製図演習では、20名の学生に1名の教員がついて丁寧に指導。3年からは「建築デザインコース」「構造デザインコース」「環境デザインコース」の3コースから自分に合ったコースを選択し、その分野を重点的に学ぶことで、建築に関する専門的な知識を深めていきます。