研究

2018.2.26

「好奇心を失わず根気よく」そうすれば独創的なアイデアが浮かんでくる

工学部 メディア画像学科 光学設計研究室
渋谷眞人 教授

レンズはメガネ、カメラ、ビデオカメラだけでなく、CDプレーヤーの信号を読み取るピックアップレンズ、コピー機、人工衛星から地球を撮影するカメラ、さらにIC(半導体)を作るためのレンズなど、様々な用途で使われています。渋谷眞人教授が発明した「位相シフト法」は現在の半導体製造プロセスにおいて不可欠の技術で、半導体微細化技術に最も大きなブレークスルーをもたらした画期的な発明です。

どのような仕事でも、好奇心を失わず根気よくやること

「どのような仕事でも、好奇心を失わず根気よくやることです。そうすれば誰も気づかない独創的なアイデアが浮かんでくるはずです。私は先人達が残してきた研究で少しでも疑問に思うことや納得がいかないところは、とことん考えて自分なりの答えを出すようにしてきました。そこから様々な『発明』や『発見』が生まれました。教科書に書いてあることが全て正しいとは限りませんから」と渋谷教授。ある光学の大家は「新しく開拓するだけでなく、道を舗装していく作業も重要である」と渋谷教授の研究を評しています。

『縁』を大切に

射影関係に工夫をした自然な立体装置のイメージ

「私は『縁』が大切だと思っています。『縁』によって研究が始まったり、進んだりします。私はこの大学に着任して素晴らしい『縁』に恵まれました。数学や物理の先生方からは多くのことを学び、研究生や社会人博士らと共に、『奇数次非球面』の数学的基礎と収差論的解析や、『相反定理』を満足する結像理論の確立などの実績を残すことが出来ました。本学は写真をルーツとする大学で、建学以来、光学の研究成果を積み重ねてきた他に類を見ない特色ある大学です。これからも光学の優秀な研究者が育ち、東京工芸大学が更に発展していくことを心より願っています」と渋谷教授は語ります。

メディア画像学科

さらに進化する画像情報の知識・技術を得て高度な情報通信社会で貢献できる人材となる。

情報伝達において最も有効な画像情報とそれを伝えるメディア(媒体)を活用するために必要な知識・技術を習得できる学科です。
近年の情報機器やネットワークの進化を踏まえ、時代が要請する画像(イメージング)関連技術のハイレベルな学びに対応。高度な情報通信社会の発展に貢献できる人材を輩出し、各界から高い評価を得ています。