研究

2018.12.18

次世代の社会を支える機能性薄膜を開発

工学部 電子機械学科 薄膜デバイス研究室
安田洋司助教

後輩たちを育てる

「私は東京工芸大学に育てていただきました。学部生の時所属していた研究室の西宮信夫教授はじめ、多くの先生方から研究に対する姿勢や研究の喜びを教えていただきました。育てていただいたご恩に報いるために、後輩たちを育てることが私の使命だと思っています。私は神奈川県庁に勤めていましたが、大好きな東京工芸大学でなければ戻ってくることは無かったです。」と安田洋司助教。

『自分で考える』

この研究室では機能性薄膜の研究を行っている。髪の毛の1000分の1ほどの厚さしかない薄膜だが、私達の身の回りにはデジカメやスマホ、パソコン、テレビ、車、ロボット等多くの機能性薄膜の技術を用いた製品で溢れている。それらの電子機器、特に有機ELディスプレイや光触媒による汚れないガラス、太陽電池で使われる薄膜の機能や特性改善を実現するための薄膜作製技術の研究に取り組んでいる。「薄膜技術は明日の日本の物作り社会を支える基盤となる技術です。近年は中国や韓国が台頭してきましたが、日本ならではの技術を開発していくつもりです。

この研究室は定年退職された星陽一名誉教授が研究設備を一から作り上げてこられました。そしてこの研究室でなければ出来なかった多くの実績を残してこられました。星先生の後を引き継ぐ者として先生が残された偉大な業績を更に発展させていきたいと思います。研究者として一番大切なことは『自分で考える』ということです。自分で考えて挑戦していく。そこに研究の喜びがあります。学生たちにその精神を伝えていきたいと思います。」

学生の声

優れた実験装置で高度な研究を行っています。難しい研究ですが、社会に役立つ研究を行っている実感があり、やりがいがあります。安田先生は私たちの先輩。だから私たちの気持ちをよく理解してくれています。やさしくて思いやりにあふれた先生です。

電子機械学科

時代の先をゆく「ものづくり」技術を習得し、技術力と創造力を持つ人材として活躍しよう。

日本が世界に誇るエレクトロニクス、メカトロニクス分野において、ソフトとハードを駆使し、時代の先をゆく「ものづくり」ができる技術を習得します。特にロボット製作やプロジェクト実験などの実践的な学びを重視し、最新技術力と創造性を備えた人材を育成しています。「電子機械を学びたい」気持ちを尊重し、熱心な教員たちが支援していきます。