足跡

2017.6.22

「ロボカップジャパン2017」サッカー中型部門で初優勝!

活動報告
RV-Infinity・からくり工房

2017年5月3日~7日、名城大学、愛知県立大学、愛知工業大学、金沢工業大学の4ヶ所で「ロボカップジャパンオープン2017」が開催されました。この大会は、ラジコンのような手動型ではなく、自分で考えて動く自律移動型ロボットによるサッカー競技会。

鈴木秀和准教授率いる、工学部電子機械学科の「ロボットビジョン研究室」とロボット製作サークル「からくり工房」の合同チーム「RV-Infinity」は、中型部門で念願の初優勝を果たしました! また、初参戦のヒト型の自律型2足歩行ロボットを使う「ヒューマノイドリーグ」でも、3位という好成績を成し遂げました。

「RV-Infinity」プロジェクトリーダーの電子情報工学専攻2年の吉田哲也さんに、大会終了後、インタビューさせていただきました。

中型部門の試合は、18m×12mのフィールドに1チーム5台のサッカーロボで戦う。ほとんどのチームが全方向を見渡せるカメラを搭載し、自分とボールの位置をすばやく判断して動く。

――優勝に対する感想をお願いします。

「まず、単純に嬉しかったです! 9年連続優勝している競合校がライバルで、技術は地道に積み重ね、優勝常連校に近づいていたものの、ここ3、4年うまく結果が残せないでいました。僕自身がリーダーのうちに優勝したいと思っていたので、貢献できて本当に嬉しく思います」

――勝因は何だったのでしょうか?

「今年は大きくリニューアルし、今までは市販のタイヤを使っていたのですが自作でつくるようになり、動きが格段にスムーズになりました。そのおかげで、ロボットへの振動が少なく、ボールをとりこぼさないことが大きな要因になったと思います。あとは、ボールを浮かせるようなループシュート用の部品をつけ、相手のマシーンを飛び越えてシュート出来るようになったことも、非常に大きな強みだったと思います」

ヒューマノイドは、中型よりも、より人間らしい部門。人間と同じく首を動かして、視線を変える。180度以上は見てはいけないというルールが定められている。

――今年は「ヒューマノイドリーグ」にも初参戦されましたが、なぜでしょう?

「中型部門は、学校としてこれまでに9年間参加してきたので、技術的には確立し、開発に人数がそこまで必要ではなくなってきたため、新たな挑戦としてスタートしました」

――3位という好成績でしたが、結果についてはどう思われていますか?

「初年度で、まずはしっかり動かせるようにすることが目標でしたので、比較的うまくいったと思います。中型ロボットのノウハウを活かし、背中にパソコンを背負わせた珍しいタイプのマシーンにしましたが、倒れると、衝撃で動けなくなってしまった時もあったので、今後強度を増していきたいです。ヒューマノイドリーグは、千葉工業大学さんが世界大会で優勝し、有名ですので、日本リーグで切磋琢磨すれば、世界に通用するロボットになるので、今後も頑張りたいと思います!」

――これからの目標をお願いします。

「2017年の世界大会では、20年ぶりに日本が会場に選ばれ、7月に名古屋市で開催されます。将来的には1位を目指したいですが、今年はどれ位くらいつけるかですね。中型リーグでは、ヨーロッパチームがガンガンパスプレーをしてくるので、うちはまだパスの技術が確立されていないので、向上していきたいです。僕たちの強みは、指示系統がしっかりとした会社組織のようなチームワークの良さ。これからは、国内では追われる身ですが、追われるだけでなく、僕らも世界を追っていけるよう、頑張りたいです!」

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