特集

2021.1.9

新型コロナウイルス 感染防止へ!vol.1

新型コロナウイルスの感染防止対策は、現代社会が求める最大のテーマとして
様々な分野で研究が進められています。
その中で注目を集めているのが「換気」をテーマにした山本佳嗣准教授の研究です。
NHKスペシャル「新型コロナと水害危機」など様々なメディアに取り上げられ、話題になっています。

山本 佳嗣 准教授(やまもと よしひで)工学部 工学科 建築学系 建築コース(建築環境計画研究室)

●東京工芸大学風工学研究センター 拠点担当者
●日本建築学会 空気環境運営委員会
 「換気・通風による感染対策WG」委員
●空気調和・衛生工学会
 「新型コロナウイルス対策特別委員会」委員
●建築環境・省エネルギー機構「COVID-19検討委員会」委員

新型コロナウイルス対策 2つの提案

①ビニールカーテンによる仮設の自宅療養室
やむを得ない理由により自宅療養を選択される場合、ビニールカーテンで自宅に仮設の陰圧室を設置する方法について一般社団法人日本建築学会公式サイトで公開しています。

②避難所(体育館)における3密を避ける換気対策
小中学校の体育館は災害時の避難所として利用されることがありますが、3密の状態になりやすく、豪雨などの自然災害と感染症という複合災害のリスクが問題視されています。
そこで、ホームセンター等で購入できるビニールダクトを活用した置換換気システムも公開しています。

本学の高い信頼性が評価

 私は「自然換気システムを中心とした建物内外の風環境」を主な研究テーマにしています。新型コロナウイルス対策として「ビニールカーテンによる仮設の自宅療養室」と「避難所における換気対策」を提案していますが、私の研究が注目されているのは、本学の「風工学研究センター」の国際的活動と、歴代の先生方に対する学会の信頼度の高さが背景にあります。
「風工学研究センター」の人工気候室を使って様々な温湿度状態を確保した上でエアロゾルの挙動に関して可視化実験を行い、その様子はNHKスペシャルにて紹介されました。

※所属・職名等は取材時のものです。

化学・材料コース

学生一人ひとりの興味に応じた専門分野を学び社会で求められる建築のプロを目指す

少人数制の設計製図演習、充実した実験設備、そして教員と学生の距離の近さが最大の魅力。建築関連の基礎知識に加え、得意分野に合った専門知識を学ぶことで、建築の専門家を目指します。「建築」「構造」「環境」の3分野のデザインをバランスよく習得できる点も特徴です。