研究

2017.6.20

情報メディアの可能性を追求

工学部 コンピュータ応用学科
メディア応用研究室 上倉一人教授

MPEGと呼ばれる画像圧縮符号化の国際標準方式は、現在デジタル放送やYouTubeなどの動画配信に幅広く使われています。上倉一人教授はNTTに勤務していた時代にMPEGの開発を担当するなど、画像圧縮符号化の専門家です。しかし現在、大学では画像圧縮技術だけでなく、映像情報メディアの研究を幅広く行っています。

農業からピアノの自動演奏まで…情報メディアのテーマは多岐にわたる

画像圧縮結果の解析データ

「例えば『ハイパースペクトル画像の解析』。これは光の成分を何十~百以上のバンドに分解して記録できるので、地表の状態、穀物の育成具合、食物の鮮度などを解析することができます。また、障害者支援システムとして、車椅子の利用者がスマートフォン等を使って障害物や道路状況などを他の車椅子利用者にも情報提供する『車椅子利用者行動支援システム』や、視覚障害者にもカラオケを楽しんでもらえるように歌詞を点字ディスプレイに表示する『点字カラオケ』、ポスターやメニューから文字だけを認識して伝える 『文字認識システム』などがあります。また、映像の雰囲気を自動的に音楽化する研究への着手も目指しています。これを活用すれば映像だけでピアノの自動演奏も可能になります。このように研究内容は多岐にわたっています。学生たちは自分でやりたいテーマを見つけ、のびのびと一生懸命、研究を進めています」と上倉教授。

情報メディアでもっと便利に・楽しくなる

なるほど、情報メディアを有効に活用することによって世の中はもっと便利で楽しいものになっていくと実感させられます。「やりたいことを自分で決めて、自分で問題を解決する。学生たちがその力を身につければどんな社会でもやっていけると確信しています」

コンピュータ応用学科

コンピュータを様々な角度から学び、進化・成長が望める分野で力を発揮しよう。

4年制大学として日本で最初に「コンピュータ応用」学に着目し、“コンピュータの応用と活用”を中心に据えたカリキュラムを導入したのが本学科です。先駆者として独自のコース制を敷き“コンピュータをより使いやすくする技術に特化した人材”と“コンピュータの可能性を最大限に引き出し自在に活用できる人材”を輩出し、高い評価を得ています。(2016年3月卒業生 就職率 98.7%)