研究

2017.6.9

コンピュータを人間に近づける

工学部 コンピュータ応用学科
ヒューマンインタフェース研究室 荒井良徳 准教授

人間が最も得意とする画像処理をコンピュータ上で実現

ヒューマンインタフェース研究室では、人間がコンピュータに使われるのではなく、人間の得意な「発想」などを含む知的活動が十二分に発揮できるようなコンピュータサポートシステムの研究を行っています。

「コンピュータなんて、所詮は道具です。人が主役で、もっと簡単で楽しくなるように、コンピュータを人間に近づける必要があります。今のコンピュータはまだまだ人間の感覚とは遠いところにありますね。ロボットを動かすにしても、人間がかかりきりで動かしても意味が無いと思います。『オイ!あれを持ってきて』と言えば分かってくれるようなロボットが欲しいものです。そのためにはまず、人間の知的活動とは何かを追求する必要があり、また人間の感性や知的な認識などをコンピュータ上でシミュレートする研究も必要です。この研究室では人間が最も得意とする画像処理をコンピュータ上で実現させようとしています。研究生たちは一人ずつ、それぞれがテーマを持って研究を行っています」と荒井准教授。

失敗を恐れず、徹底的にプログラムを書く

コンピュータ応用学科の卒業生は、ほとんどがSE(システムエンジニア)やプログラマー、ネットワークエンジニアなどの職業に就きますが、プログラムを書く量では学科の中でも最も多い研究室だと言います。

「授業でもプログラムは教えていますが、それは基礎の基礎、取っ掛かりにしかすぎません。この研究室では徹底的にプログラムを書くように指導しています。もちろんプロは何百倍、何千倍も書くのですが、どのように書くかを身につけ、プロでもやっていけるという自信を持つことができます。そのために『失敗を恐れるな!どんどん失敗をしなさい』と言っています。大学時代は失敗ができる最後のチャンスですから」

この研究室から未来のコンピュータを創る若者たちが育っています。

コンピュータ応用学科

コンピュータを様々な角度から学び、進化・成長が望める分野で力を発揮しよう。

4年制大学として日本で最初に「コンピュータ応用」学に着目し、“コンピュータの応用と活用”を中心に据えたカリキュラムを導入したのが本学科です。先駆者として独自のコース制を敷き“コンピュータをより使いやすくする技術に特化した人材”と“コンピュータの可能性を最大限に引き出し自在に活用できる人材”を輩出し、高い評価を得ています。(2016年3月卒業生 就職率 98.7%)