施設

2017.6.12

3Dプリンタや3Dスキャナなどの機器がそろう「メディアデザイン室」とは?

メディア画像学科
2017年春のオープンキャンパスにて取材

東京工芸大学のメディア画像学科では、近年、注目が集まっているコンピュータグラフィックスや3Dプリンタを使った新しいモノづくりを学ぶことができます。授業でよく利用する「メディアデザイン室」内の設備をご紹介します。

紙や樹脂で立体を再現!3Dプリンタ

〔機器名〕Mcor IRIS 3D color printer
〔メーカー〕Mcor technologies社(アイルランド)

A4のコピー用紙を重ねて切り出し、まるで本物のような立体物を作ることができる3Dプリンタです。
パソコンのデータに基づいてあらかじめ色づけされた紙をセットすればフルカラーの立体物を作る事ができます。全国の大学でも4校ほどしか扱っていない、とても貴重な機器です。

▲家の模型から、人の顔、スマートフォンまでかなり精巧に作られた立体モデル。紙がギュッと圧縮されており、持つと、ずっしりと重みがあります。
〔機器名〕Cube®
〔メーカー〕3D SYSTEMS社(アメリカ)

自宅での利用者も多い、コンパクトなデザインのパーソナル3Dプリンター。
溶けた樹脂を押し出しながら積層する方式で、16色のカラフルな造形物を作成できます。

周りをぐるり回って…3Dスキャナ

〔機器名〕Space Spider
〔メーカー〕ARTEC 3D社(ルクセンブルク)

ビデオを撮るような気軽さで、被写体の周りをぐるりと回るだけで、数cm~40cmほどの立体物をスキャンできる革命的なスキャナです。圧倒的な解像度の高さで、しかも、高速でキャプチャできるため、企業の建築設計者や技師、エンジニアなどによく利用されています。

〔機器名〕iSense
〔メーカー〕3D SYSTEMS社(アメリカ)

AppleのタブレットiPadシリーズに装着し、使用する3Dスキャナもあります。Space Spiderよりは、スキャンの性能は劣るものの、撮影後、数秒で画像から3Dデータに自動変換され、物体から室内など周囲の環境も3Dデータ化できます。

▲操作イメージ。対象物をぐるりと回ってスキャン。iSenseだけでなく、Space Spiderも使い方としては同じです。

専用タッチペンは不思議な感覚。3Dモデル作成ソフト

〔機器名〕Geomagic Sculpt
〔メーカー〕3D SYSTEMS(アメリカ)

「Geomagic Sculpt」は、 付属のTouch 3D Stylusを使用し、画面中の立体に触れているような感覚で、引っ張ったり、つまんだりして、削ったり、イメージした立体物を表現できます。まるで画面上で、粘土をこねているような不思議な感覚で、3Dモデルが作成できます。自分が描いた平面のイラストや3Dスキャナのデータを取り込んで、立体にしていくことも可能です。

3Dプリンタや3Dスキャナは日進月歩で進化しています。そのため、新しい機器の積極的な導入を予定しています。話ではよく聞くけど、なかなか触れる機会のない3Dプリンタや3Dスキャナ、学校で練習して、どんどん使いこなせるようになりたいですね。