研究センター 研究・産学官連携

色の国際科学芸術研究センター

本学のルーツである写真、印刷、光学といった学問分野に根差し、今日の工学部と芸術学部の両学部に共通する全学的なテーマとして「色」を取り上げ、研究を推進しています。
国内の大学では唯一となる「色の国際科学芸術研究拠点」を形成し、学長方針である 「真の工・芸融合」を目指します。
本センターの取組みは文部科学省の平成28年度私立大学研究ブランディング事業(タイプB)に支援対象として選定され、「アート&テクノロジーマネジメントにおける高度な理論及び実践力を持った工芸融合人材の育成」事業は、文化庁「令和3年度 大学における文化芸術推進事業」に採択されています。

ハイパーメディア研究センター

文部科学省からハイテク・リサーチ・センターに選定され、2005年度に設置されました。
「高忠実・多機能ディスプレイのための評価法とインタフェースの開発」と「透明フレキシブル両面発光ディスプレイデバイスの開発」の2つの研究プロジェク トを推進しています。これらのプロジェクトを連携させ、超越した次世代画像技術の構築に向けて、ハードとソフトの両面から、教員と学生が協力してチャレンジしています。

風工学研究センター

文部科学省の学術フロンティア推進事業に選定され、風と人間の安全で快適な関わりを研究・創造する機関として設立されました。
「強風災害低減システムの構築」「通風設計法の構築」「空気汚染問題と評価システムの構築」の3つのテーマを掲げ、台風や竜巻による都市や建築物の被害の低減、省エネルギーのための自然換気を利用した通風設計、室内外の空気汚染の改善などの研究を進めています。
また、本研究センターを中核としたプログラム「都市・建築物へのウインド・イフェクト」は、文部科学省の世界的教育研究拠点形成のための「21世紀COEプログラム」(2003年度~2007年度)に採択され、2008年度には「風工学・教育研究のニューフロンティア(2008年度~2012年度)」がグローバルCOEプログラムに採択されました。
2013年度・2019年度には共同利用・共同研究拠点の「風工学研究拠点」(2013年度~2018年度・2019年度〜2024年度)に認定されました。
世界最先端の研究の遂行、世界へ向けた教育研究情報の発信などの事業が活発に推進されています。

ナノ科学研究センター

文部科学省「学術フロンティア推進事業」として、2001年に設置されました。
新しい分子機能の創出と計測に重点をおき、異方性場と水素結合相関の高度利用や、生命現象に関わる分子の基本構造解明について研究し、いずれ生体機能と従来の化学の境界に拓かれるであろう新しい高機能化学に貢献することをめざしています。最先端のナノ科学研究拠点として、学内はもちろん、国内外のさまざまな専門家・研究者とともにプロジェクトを組んで、ナノ構造・機能の設計効率の向上を図っています。
また、化学が今、役割を果たすことを求められている地球環境問題についても、本研究センターは、「社会に貢献する科学」の一環として思考錯誤を重ねながら問題解決に向けて努力を続けています。

連携最先端技術研究センター

携最先端技術研究センターは1997年度、文部科学省からハイテク・リサーチ・センターとして選定され、「新高効率太陽光エネルギー変換システム研究機構」と「新高機能・超高速情報通信システム研究機構」のふたつのプロジェクトを推進するための組織として設立されました。現在は、電子情報工学専攻を基盤として広くメカトロニクス、エレクトロニクス、インフォマティクス、コンピューティング分野の研究を推進しています。

メディア芸術研究センター

メディア芸術研究センターは、芸術学及び芸術表現に関する学術の理論及び応用の研究を推進し、その成果を広く学内外に発信し、当該分野における学術の発展に寄与することを目的として、2022年4月1日に立ち上げられました。
今後、セミナーやシンポジウムの開催により研究及び調査の成果を発表していくとともに、産業界や国内外の大学院との連携を目指し、活動していきます。

メディアコンテンツ研究センター(期間:2008~2010年度)

メディアコンテンツ研究センターは、2008年度に設置された、本学芸術学研究科はじめての研究センターです。
本研究センターでは、大正12年に創立された小西写真専門学校から一貫して、写真を嚆矢としたメディア系芸術制作に携わる実践的な人材育成を実施してき た本学の教育研究機関としての蓄積をもとに、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「メディア系芸術教育と知的財産権およびコンテンツ流通との調和に関する実践的研究」という研究プロジェクトを推進しました。